馬好き主婦のサクッと講座

馬好き主婦の馬ライフ、副業、ボランティア活動などについての日記です

馬を行きたい方向へ誘導する方法

こんにちは^ ^

 

今日は馬を行きたい方向へ誘導する方法について書いていこうと思います^ ^

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前回なみあしで馬をしっかりあるかせ、停止が大事だという話をしました。

 

 

では馬を右に進めたい。左に進めたい。その時はどうすれば良いのでしょうか。

 

 

インストラクターの方にこのように指示されたことはありませんか?

 

「手綱を左に(または右に)開いて」

「行きたい方をみる」などなど

 

間違いではありません。しかしそれだけでは上手く誘導することは出来ないのです。

 

 

こんな経験はありませんか?

 

左に曲がりたくて左に手綱を開いたのにどんどん右に逃げていく。

 

それは何故か。

 

 

手だけで馬を操作しようとしているから。

 

 

です。

 

 

例えば自分が立っていた時に、不意に腕を掴まれ引っ張られたとします。

 

 

そうすると反射的に倒れないように引っ張られたのとは反対側に戻ろうとしませんか⁇

 

 

それと同じです。

 

 

ぐいーっと手綱で引っ張られると馬は反抗して反対に逃げようとするのです。

 

 

だから曲がらずに口だけ曲げて曲がりたいところから膨れてしまうのです。

 

 

ではどうすれば良いのか。

 

 

またか。

と思われるかもしれませんが、大切なのは座骨と脚です。

 

 

まず左に曲がりたいのであれば

右脚を少しだけ後ろに引きます。

壁を作るイメージです。

 

 

こうすることで右の座骨が後ろに。

左の座骨が少し前に出ます。

 

 

次に推進です。

しっかりと歩かせている状態で左、曲がりたい方の手綱を少し開きます。この時肘が開かないように注意しましょう。

 

そして右の手綱に少しテンションをかけて(親指と人差し指で握り、添えていた残り三本の指を握るイメージ)て肘をしめ壁を作ります。

 

 

上級者はこの動作をほとんど見た目にわからない微細な動作で行います。馬の技量と人の技量が必要となりますが最終形態をイメージしながらトライしてみてください^ ^