馬の乗り方〜初級編〜
こんにちは^ ^
さて、前回は乗馬クラブの選び方について記事にしました。
今回はいざ馬に乗ってみたはいいけど、どうにもこうにも上手く動かすことが出来ない。
そう思い悩んでいる方に馬の乗り方初級編という事でじっくり書いていきたいと思います^ ^
馬に乗る時の心構え
まず最初に馬にまたがって見た時、あなたはどんな事を感じましたか?
高い?怖い?いい景色?
はじめに言っておきます。馬は意思を持った生き物です。私たち人と同じように痛みを感じ、楽しさや喜びを感じます。そして原来臆病な動物です。何かに驚き突発的な動きをすることもあるでしょう。自己防衛で噛み付くこともあるかもしれません。そしてもちろん蹴ることも馬の自己防衛です。
そのことはいつも頭に入れておきましょう。
馬に乗る〜なみあし編〜
まず馬にまたがってすべきことは、手綱を握ることです。手綱は自分と馬とを繋ぐ大切な役割を果たします。自転車を思い浮かべると良いでしょう。ハンドルであり、ブレーキでもあります。次に自分の姿勢を正確な位置で正しく取る事です。
大きなバランスボールの上に乗っていると想像してください。ボールのちょうど中心に上手く跨らなければボールは体の中央から転がっていってしまいます。
例えばバランスボールの上で体を少し後ろに倒してみましょう。そうするとボールは前方へ移動します。反対にバランスボールの上で少し前かがみになってみましょう。今度はボールはお尻の後ろへと転がろうとします。
イメージ出来ましたか?
これが基本姿勢です。この原理を理解し、基本姿勢を作れれば応用は簡単です。
ではそれを馬の上でやってみましょう。
まず手綱を握ります。親指と人差し指でしっかりとはさみ、後の指はそっと添えます。手綱はハミからたるまず、ピンと張った状態の長さで持ちましょう。(停止の状態ではハミに軽くテンションをかけておきます)
次にバランスボールをイメージしながら少しだけ体を後ろに倒すイメージを作ります。この時注意しなければならないのはやり過ぎない事です。頭の中でイメージするくらいで十分です。あまり体を倒しすぎると今度は重心がずれ過ぎて馬の上に乗っている状態ではなくなってしまいます。
では少し状態を後ろに倒したまま馬のお腹を圧迫しましょう。ここで注意しなければならないのは決して足だけでやらないということです。
状態を少し後ろに倒した状態でボールの重心は前に動こうとします。それを利用し座骨、太もも、ふくらはぎ、かかと全体を少し緊張させ馬を前に押し出すイメージです。
どうですか?手綱に少しテンションがかかった状態で馬を上手に前に出すことができると思います。この状態は馬にとっても理想であり背中が丸くなり楽な状態でで動くことができます。
上級者が行なっている屈撓もこの原理です^ ^
では本日はここまで、次回はなみあしで馬をコントロールする方法について解説します^ ^