乗馬はお金持ちのスポーツ?
こんにちは^ ^
今日は馬術の裏側を少し書きますね!
馬術やってました。小さい頃から馬に乗ってたんです。
って言うと必ず言われるのが、お嬢様じゃん。
ごく稀にテレビなどで放送されている馬場馬術。燕尾服を着て、白いキュロットを履き、ハットを被ってとても優雅に乗っています。
スポーツと言ってもハードさはまったく伝わりませんが、馬術はとてもハードなスポーツなんです!障害飛越を終えた後は短距離走、馬場馬術の後は長距離走をした後ぐらい息切れもすれば体力も奪われます。
優雅に乗っているようにみえるのは元が家族のスポーツから来ているので苦しい表情は審査員にいい印象を与えません。フィギュアスケートと同じようなイメージですね。
障害飛越などは一歩間違えば大事故にもなりかねません。そして高い障害に馬を信頼して向かっていく。精神的にもものすごく影響を及ぼします。
そして、馬術というのは乗るだけではありません。乗馬クラブなどで乗られてる方はその多くが乗って終わりだと思います。
でも深く馬に関わっている人の場合、それだけでは終わりません。
〜馬との1日〜
まず馬が生活をする馬房の掃除。馬は蹄を常に清潔にしなければならないので毎日清掃します。馬の糞尿はとても重く匂いもあります。
また水桶や飼桶の掃除、厩舎の掃除なども毎日行います。
その後に乗る馬装などの乗る準備をして、焼く1時間ほど馬に乗ります。馬を狭い馬房に一日中入れておくことはストレスにもなり、若い馬の場合は体力も有り余ってしまうため余程の悪天候でなければ雨でも運動させます。
運動後は馬の手入れをします。
そして朝ごはん。
お昼にはお昼ご飯。
健康状態に応じて午後は脚を冷やしたり腰を温めたりケアをします。
そして夕ご飯。
合間に適宜馬房を綺麗にし、水を足したりします。
そのほか障害飛越で使用する障害や馬の餌など40キロほどあるものでも難なく運ばなければいけません。
どうですか?
お金持ちの道楽のイメージがありますが、本格的に馬に乗っている人は結構ハードな日々を過ごしています。
私も幼いからからずっとこの生活でした。
生き物なので休みはもちろんありません。
でもそんな大変さも受け入れられるくらい「馬」は魅力的ですよ^ ^
機会があればぜひ体験してみてください!